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『畫法 姪蝋草安畫談』

人體生體畫法集

ぐわはふ めひらふさうあんぐわだん

畫法 姪蝋草安畫談

Will for Niece & Future Generations

姪とのちの世のこらに遺す小児向け絵の描き方指南

第百七条 堀田恋像

ありしよのことより ししたのちの汝のおこなひがいかにめぐりてゆくかこそ かんえうなれ

織衣草安春画・人体の描き方

第百六条 古賀秀代・古賀充像

すべてせいせりとかんじるならば そこにさういはとぼしき

織衣草安春画・人体の描き方

第百五条 伊達あずさ・若月健吾像

なしたのちの きほひをけすも わざなり こころさだめていまをみよ

織衣草安春画・人体の描き方

第百四条 舘秀丸・水田和代像

かりしきぬではからだにあはず はだかになりてあふきぬさがせ

織衣草安春画・人体の描き方

第百三条 西美加・川西栄一・熨斗マリ像

みちにおきて こちたき情報は不利なり 絶て

織衣草安春画・人体の描き方

第百二条 佐々木裕子・佐々木良子像

よそとくらぶるべからず そこからわざはひはじまる
汝のとりえをあまさずだせ

織衣草安春画・人体の描き方

第百一条 吉田結・名越圭子像

ことばはけばきがぬける かなめはもくしていどめ

織衣草安春画・人体の描き方

第百条 山崎恭子・生田耕太像

きにするな まこそ評するはのちのよひとであるゆゑ

織衣草安春画・人体の描き方

第九十九条 朝居平・加藤怜像

我をはるには おのれのこゑであるべきなり

織衣草安春画・人体の描き方

第九十八条 笠森菊像

おもひつきたれば ものくさくあれどもやるがきち

織衣草安春画・人体の描き方

第九十七条 野河記理子・森郁夫像

ひらめきをあだにするべからず

織衣草安春画・人体の描き方

第九十六条 浪川了一・浪川結梨像

なまみのまじわりはかぎりあるも
意念のまじはりにとはのつながりあり

織衣草安春画・人体の描き方

第九十五条 多田真理・岡田哲也像

かげにて 作風わかるほどでよし

織衣草安春画・人体の描き方

第九十四条 神像

織衣草安春画・人体の描き方

第九十三条 仁藤亜美・仁藤歳三像

ほどよき緊張 能をひきだす

織衣草安春画・人体の描き方

第九十二条 佐藤花子・佐藤勇樹像

をとことをんな おなじき人ながら
種は別と考へると もろもろげせる

織衣草安春画・人体の描き方

第九十一条 間みどり・戸内兼好像

めはこき面にひかれる 面のふかきと線のいろめかしきぞ乙なる

織衣草安春画・人体の描き方

第九十条 梶聡子・土井遼像

人にならふはちかけれど さぐりてゆくぞたのしき

織衣草安春画・人体の描き方

第八十九条 櫻井憲一・櫻井祥子・四条泰二像

織衣草安春画・人体の描き方

第八十八条 成瀬陽子像

織衣草安春画・人体の描き方

第八十七条 吉岡かのか・吉岡れのり像

さまざまな角度からみて それを一度に平面に配置する

織衣草安春画・人体の描き方

第八十六条 外岡皐月像

こなれると癖がつきひらめきにかける こなれてもへたなままでゐよ

織衣草安春画・人体の描き方

第八十五条 小谷華音像

ゑから望みをいはれれば すなほにききいれるがよし

織衣草安春画・人体の描き方

第八十四条 土生美都像

笑ひ絵なれば できぬ姿勢も興のひとつなり

織衣草安春画・人体の描き方

第八十三条 野崎怜緒像

不得手はたいてい慣れでかたづく

織衣草安春画・人体の描き方

第八十二条 室口双葉像

わかるとできるはちがふ

織衣草安春画・人体の描き方

第八十一条 浅井若菜像

自身で理解できるやうなものは下なり なぜかきしかわからぬものぞ上なる

織衣草安春画・人体の描き方

第八十条 細川文香像

もてるわざを いかしつづける環境を保て

織衣草安春画・人体の描き方

第七十九条 北條千波像

節度と品性 日本料理のごとくゑがくが髄なり

織衣草安春画・人体の描き方

第七十八条 田伏洋一郎像

つれづれにかきなぐりたるらくがきに 名画の種あり

織衣草安春画・人体の描き方

第七十七条 田伏浩太像

整ひすぎては 衝動缺く 雜すぎては 精彩缺く

織衣草安春画・人体の描き方

第七十六条 布川大地・布川真帆像

あるべき位置から寸分ずれると 気味悪くよし

織衣草安春画・人体の描き方

第七十五条 三井由良像

規則性は ひとつのみ ずれさせる

織衣草安春画・人体の描き方

第七十四条 海藤早苗像

鉛筆であたりをとる その灰色を影とするすべ

織衣草安春画・人体の描き方

第七十三条 中郡蚕像

頭蓋をかきて ひふのせる 髪をはやして 目をいれる

織衣草安春画・人体の描き方

第七十二条 野呂栄慶像

織衣草安春画・人体の描き方

第七十一条 仁藤愛美像

うでの寸法きまりたる ためしにいちどはかれ

織衣草安春画・人体の描き方

第七十条 牟田靖子像

いびつなるものも ほねからかけばゑがきやすし

織衣草安春画・人体の描き方

第六十九条 永瀬綾像

かほの寸法 てあしの長さの いびつにするは あしきにあらず

織衣草安春画・人体の描き方

第六十八条 戸田加奈子像

首ながくすれば 顔さらにいのまま

織衣草安春画・人体の描き方

第六十七条 津川妙美像

よく観よ さすれば 脳裏で 自在にうごく

織衣草安春画・人体の描き方

第六十六条 千代優梨・千代真里奈像

迷ふことなければ いかなる線も成りたつ

織衣草安春画・人体の描き方

第六十五条 蘇我美奈子・田井中優実像

さきの成就にとらはれることなかれ とらはれれば いまの絵の本質くみとれず

織衣草安春画・人体の描き方

第六十四条 関絵美像

いかなる器量良でも みみのつくりは みにくくてあいらし あかず

織衣草安春画・人体の描き方

第六十三条 粉河美緒像

てぐせかほだせば さかふてすすめ

織衣草安春画・人体の描き方

第六十二条 片野真利子・久世宏英・石橋涼香像

かかずで良きは かかぬが正道

織衣草安春画・人体の描き方

第六十一条 間花蓮・水瀬美帆子像

抽象だけではものたらず 写実だけでもものたらず

織衣草安春画・人体の描き方

第六十条 近藤すみれ・大川稔像

をんなうとましくおもひたるか このみたるか 汝はどうみる

織衣草安春画・人体の描き方

第五十九条 田代菊野・上田研三像

ひとのめより みづからのめをきとつよくみつめよ

織衣草安春画・人体の描き方

第五十八条 赤羽海太・野々宮朋子・
眞壁将人・田中志乃・田中嘉穂・斎藤登像

みてすぐわかるやうな物だけであるはずなし

織衣草安春画・人体の描き方

第五十七条 小竹美月・小竹美夕像

くびのひだはあそびやすし へんくわをおそれず じいうにためせ 様式化をさけよ

織衣草安春画・人体の描き方

第五十六条 川田美優・川田健一像

ゆめゆめただの場面説明にとどまるべからず 事件であるべし

織衣草安春画・人体の描き方

第五十五条 嶋田志保・秋田千里像

春画とはわらひゑなりて ゆくわいなすがたぞをかしき

織衣草安春画・人体の描き方

第五十四条 緒方千穂・緒方将之介像

をどるさまをきりとるはわが極意なり

織衣草安春画・人体の描き方

第五十三条 木川みかん・田辺功像

てとおなじくあしのゆびをにふねんにかけばゑはしまる

織衣草安春画・人体の描き方

第五十二条 中英彦・野辺山平太像

左右かんせつのいちに さをつけるすべ どちらも片方 またはたがひちがひ などもあり

織衣草安春画・人体の描き方

第五十一条 吉村芽依子像

あしはてほどうごかせぬが血管おほくあり ゆゑにいろぬればよきさしいろとなる

織衣草安春画・人体の描き方

第五十条 北川幸乃・北川菜摘像

よごれをうまくくわへると とくべつなるにほひたつ

織衣草安春画・人体の描き方

第四十九条・成美幸枝・斎藤由衣香像

くびの長すぎ これはこれであり

織衣草安春画・人体の描き方

第四十八条 竹内由紀・遠藤陽子・大西深雪像

かほのあるとなし めのあるとなし おほきくちがふ

織衣草安春画・人体の描き方

第四十七条 相川文枝像

構想のあとをのこすすべすぎるとあし

織衣草安春画・人体の描き方

第四十六条 小松富士子・小松ハツ像

ためしにほねだけでゑがくべし めつぽふよきけいことなるなり

織衣草安春画・人体の描き方

第四十五条 足立柚子像

からだをほねとかんせつでとらへれば いびつになることはなし もとむる折はこのかぎりにあらず

織衣草安春画・人体の描き方

第四十四条 阿部早苗・浅野舞子像

核は濃墨 ほかはうすく さをつけてこそかをれ

織衣草安春画・人体の描き方

第四十三条 森崎留華・森崎美桜像

ほねかきて ひふのせる さりながら このすべの すべてにあらず

織衣草安春画・人体の描き方

第四十二条 石橋雪菜・富樫卯月像

まへからよこから かげありてまたはなくて おもふままに次元をいききする
よそびとが判にこころやむことなかれ ひたすらに汝の心によりそへ

織衣草安春画・人体の描き方

第四十一条 足立和久像

じふぶんにあたへてかんがへさせてきづかせよ

織衣草安春画・人体の描き方

第四十条 稲葉由紀・真鍋洋像

かくのごとくほねからかけばからだはかけるさらにはふくをきせるだけ

織衣草安春画・人体の描き方

第卅九条 宇佐美春菜・黒田典伸・豊崎美琴像

ゑとはひとのかずだけ解のあることを許容するものなり

織衣草安春画・人体の描き方

第卅八条 相内こずえ・南しおり像

みるものの感性をときはなつやうくみたてる写真とは趣を異とする

織衣草安春画・人体の描き方

第卅七条 皆川太吉・船山美智雄・木村晴信・吉祥大兄・吉祥輝久・藤田彦次郎像

ひとのもとはほねなりゆゑにほねをゑがけばことやすしととのひすぎるきらひはあり

織衣草安春画・人体の描き方

第卅六条 西村蛍・小野清太郎像

かたのにくのあるなしあればちからづよさあり

織衣草安春画・人体の描き方

第卅五条 松尾真吾・松尾英二・松尾玲子像

歯のならびはひとによる佳人の乱れ歯にうれへあり

織衣草安春画・人体の描き方

第卅四条 伊佐木翔太・木崎海斗・木崎陸斗像

陰茎のごとく首をえがくこどもをんなにはふむき

織衣草安春画・人体の描き方

第卅三条 壬生虎徹・壬生拳王・壬生童子像

くびながくすれば他とかちあはずわけられる

織衣草安春画・人体の描き方

第卅二条 森川克弥・江崎竜胆・須江洋二郎・管昭二像

頸動脈は耳のうしろをとほるすこぶるあやしきにてうまくいかすべし

織衣草安春画・人体の描き方

第卅一条 原口靖道・五十嵐真由美・近衛一成像

をとこは僧帽筋かくをんなはかかずなでがた

織衣草安春画・人体の描き方

第卅条 岸彦治・佐藤かをる像

線をひとつにしぼらぬ所をつくるすべ苦味渋味雑味をくわへられる

織衣草安春画・人体の描き方

第廿九条 伊東千穂・橋本真琴像

かみはただの毛にあらずしてかざりととらへるべし絵とはゑそらごとなり

織衣草安春画・人体の描き方

第廿八条 小林絆像

めとおなじほどにゆびはきもなりそれらおほくをかたるなりしかればてをぬけばそのゑかたらず

織衣草安春画・人体の描き方

第廿七条 鎌倉瀬奈像

よそびとさだめしかくあるべしはとくすてよ一心にもののあるべきすがたをみよ

織衣草安春画・人体の描き方

第廿六条 若狭岩次郎像

下絵線をのこしてゑがくすべ

織衣草安春画・人体の描き方

第廿五条 北春代・岡崎良英像

前後のうごきや残像をもゑがく

織衣草安春画・人体の描き方

第廿四条 井形小春・加藤藍像

なんぢげによきとおもふならばよそびとにゆがめられることなかれ

織衣草安春画・人体の描き方

第廿三条 秋川乃絵・轟愛菜・吉良豊丸・
紅林美波・川越蘭子像

まづははだかをゑがけることあとはふくをきせるだけですむ

織衣草安春画・人体の描き方

第廿二条 田中伊織像

絵とはみる人の感でなりあふゆゑにゑがききることなかれ情のしむよちのこせ

織衣草安春画・人体の描き方

第廿一条 近藤真衣像

前後のうごきのすべてをひとつの画面にゑがくといふすべ

織衣草安春画・人体の描き方

第廿条 永田四朗・永田由美・永田一像

えがきながらあるべき姿をさがしていく

織衣草安春画・人体の描き方

第十九条 三崎里佳像

かたからうでのきんにくはをんなのうつくしき局所のひとつなり

織衣草安春画・人体の描き方

第十八条 日吉亜樹像

かさなりは手法のひとつにもつておくとよい

織衣草安春画・人体の描き方

第十七条 田野裕子像

をんなはきほんなでがたかつまるみのせんでかたちづくるべし

織衣草安春画・人体の描き方

第十六条 三池眞理子像

みるものになにとやらんと考へさせるやう作ることにて
その者の想像力をもちてなすことができまたその者だけの絵となる

織衣草安春画・人体の描き方

十五条 大前さくら像

さかさまにゑがくはよきすべとおもひつきし

織衣草安春画・人体の描き方

第十四条 垣内緑・下柳正丸・戸内茂像

からだをひとあらざるものとしてゑがけばひとのまぐはひにあらざるものにできうる

織衣草安春画・人体の描き方

第十三条 多田弥生・間宮林三像

立體を平面にとらへ立體とともに平面をゑがく

織衣草安春画・人体の描き方

第十二条 猿沢良一・成瀬梨子像

毛はなまなましさへのちかみちなり
かみうぶげめもとせなげうであしとかく毛はこまかくゑがくがよし

織衣草安春画・人体の描き方

第十一条 東貴子・東健二像

はぶけるところはひとおもひにはぶく
さすればよりつよくできうる全てはなにをつたえたいかでえらぶ

織衣草安春画・人体の描き方

第十条 渚夏美像

こいうすいふといほそいつよいよわいはやいおそいあらいこまかいこれを一枚にふくめる

織衣草安春画・人体の描き方

第九条 並木浩二・並木ななこ像

をとこは首のひだを多くするをんなはすくなくするなどでかきわけができる

織衣草安春画・人体の描き方

第八条 衛藤恵三・衛藤功・新庄初音像

人體であるやうでさうでない描き方はめくらましにできると考へる

織衣草安春画・人体の描き方

第七条 市川翔像

主となるものにはかぶきのみえをとらせるようかほてあしのうごきをつくること

織衣草安春画・人体の描き方

第六条 安生要一・名古屋祥子像

下ゑにかき手の情やどるよりてそれをわざとのこす

織衣草安春画・人体の描き方

第五条 野間タツ・野間六郎・野間虹子像

首は頭ささへるだいざととらへてゑがくとよし

織衣草安春画・人体の描き方

第四条 井山幸次郎・多田彰夫像

くびながくかけばまげやすし頸動脈はきはめてうつくしき形のひとつなり

織衣草安春画・人体の描き方

第三条 拝島遼子像

よにまほなるものおらずあるうつくしきひとのいびつなるてをもちたるさまあはれにてみそめし

織衣草安春画・人体の描き方

第二条 田中美由紀像

これもきほんのからだくちのおくをゑがく骨などに應用できる
このむあいてはみえざるところもめでたくなるものなりきのてらひにあらず

織衣草安春画・人体の描き方

第一条 渡辺沙希像

わりときほんとなるからだのえがきかたくびはだいざめもこれくらいがありのままなり

織衣草安春画・人体の描き方

織衣草安春画・人体の描き方

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